富山県との官民連携企業・一般社団法人しあわせデザイン(所在地:富山市蓮町)は2025年(令和7年)10月31日(金)、富山県民会館1階のD&DEPARTMENT TOYAMAにて「海寿司・山寿司ガストロノミー富山 まちづくりフォーラム」を開催しました。

同法人代表の前田大介による冒頭挨拶、「寿司といえば、富山」のブランディング戦略を推進する新田八朗富山県知事によるプロジェクト現状報告、日本ガストロノミー協会の柏原光太郎会長の基調講演、しあわせデザインの明石博之プロデューサーによるガストロノミーツーリズム(食を軸とした観光)の取り組みに対する説明が行われ、行政、料理人、観光関係者ら60人近くの来場者が、熱心に耳を傾けました。

新田八朗知事からは、富山県総合計画の基本理念の紹介とともに、「寿司といえば、富山」ブースが大阪・関西万博に出展し、5万人が来場したなどの報告がありました。

柏原光太郎会長からは「寿司といえば、富山」に追い風が来ているとして、NYタイムズ「52 Places to Go」での富山市の選出、ガストロノミーツーリズムの盛り上がり、東京の名店〈鮨しゅんじ〉のオーベルジュの富山開業の予定、北陸寿司アカデミーの開校などのニュース紹介がありました。

基調講演後に行われたパネルディスカッションには「すしの都 北九州」をスローガンに、寿司を使ってまちづくりを進める北九州市の職員で、すしの都課の係長を務める徳田やよいさんも登壇。

すしの都 北九州市の寿司がおいしい理由として、海の利、地の利、人の利を挙げ、巨大都市の福岡市の陰に隠れがちな北九州市のプロモーション戦略を語りました。

その後、しあわせデザインの代表理事2名、柏原光太郎会長、徳田やよい係長で、富山県と北九州市の連携のあり方、寿司を使ったまちの盛り上げ方などの活発な議論が交わされました。

議論中には、富山県と北九州市による「寿司サミット」の盛り上がりや、富山県と北九州市を結ぶ貸切車両やチャーター便の構想が飛び出す場面も。

パネルディスカッションを聞いた参加者からは「福岡市と北九州市の関係が、金沢市と富山県の関係に似ている。それぞれ陰に隠れている側が寿司で地域を盛り上げようとしている構図の共通点も面白い」といった声が聞かれました。

パネルディスカッション後は、日本酒バー併設の宿〈蔵ステイ池森〉を富山県氷見市で営む利き酒師の池森典子さんが提案する日本酒と、射水市のオーベルジュ〈AKAMA TOYAMA〉の樋口文也シェフ、立山町〈Healthian-wood The Table〉の増山明弘シェフら、フォーラムに向けて県内の料理人が考案した新しい寿司メニューのペアリング試食会が開催され、忌憚(きたん)ない意見が参加者から寄せられました。

同フォーラムは、北日本新聞など地元メディアにも取り上げられ、今後の展開に期待が高まる場となりました。

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