ブログサンプル5
グローバルチェーンの発達によって、世界中の魚が身近な存在になりました。その一方で、国産はもとより、地の魚を当たり前のように食べる文化はなくなりつつあります。
日本の海は魚が減り、漁師も減り、漁業とまちの活気がなくなるにつれ、寿司屋も減っています。射水市新湊には30軒近い寿司屋がありましたが、いまは10軒足らずです。
このプロジェクトは寿司文化が盛り上がる=漁業の活性化につながるという仮説で、あの手この手で社会課題に取り組む社会実験です。正解は分かりませんが、とにかく日常の食も含めた幅広い「寿司文化」を地域の皆さんと一緒に盛り上げていきたいです。
海山の高低差4,000mのダイナミック地形が生み出す自然環境によって、富山湾は500種類の魚が獲れる「天然のいけす」と呼ばれています。とくに新湊は6種類の漁法によって種類豊富な魚をガッチリ水揚げ。とれた魚は大事に、地元で余すことなく頂くという習慣によって、地魚を使った大衆寿司文化が定着しました。
漁業文化に大衆酒場と寿司屋をミックスしたような店であふれました。また、今の流通はマーケット志向が強いため、売れる魚が市場に並びます。しかし昔は、獲れてしまったから使うという発想から、多種多様な魚が料理に使われました。この文化を復活させていきます。
確認できた魚種【215種類】
新湊の寿司ネタ数【80種類】
新湊漁港で揚がった魚種や関係者に聞き込みをして得られた情報をもとにお魚のデジタルデータブックを作成中。いつか、本当に【500種類】もいた!!というエビデンスを得る日を楽しみにしています。
確認できた魚種を1種類ずつ追加していきます。この魚なんだっけ?と調べたり、寿司ネタで食べられているのかをチェックしたり、どんな魚が釣れるのか?など色々なことに役立ててください!
魚と寿司のデータベース魚と寿司のデータベース魚と寿司のデータベース魚と寿司のデータベース魚と寿司のデータベース
内川沿いの変化
2013年に元畳屋さんだった空き家をリノベしたオシャレカフェが誕生して以来、内川とその周辺に40軒ほどのお店や宿が増えていきました。そのムーブメントは留まることを知りません。
美味しい寿司屋
地元で揚がった旬の魚を大事に扱うのが新湊の寿司屋です。寿司屋と言っても、ほぼ日本料理屋です。刺身はもちろん、煮たもの、炙ったもの、大将のきまぐれで色々な料理が出ます。
漁業と漁師さん
新湊はお魚を大事にあつかう町。400年続く越中式定置網漁をはじめ、シロエビを獲る小型底曳き漁、ベニズワイガニを獲るカゴ縄漁など6種類の漁法で多種多様なお魚が市場に揚がります。
空と箱、その他プロジェクトメンバーや親しい仲間がやっている魚と食に関するイベント&活動をご紹介しています。